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2013.03.15
春を告げる花たち

野山に春が来ているのに、なかなか会いに行けない。もう2週間以上散策らしい散策をしてないので、さすがにストレスが溜まってきた。午後、思い切って中央公園へ。
中央公園に近づき、まず目に入ってきた“春”はキブシだった。キブシの花は私にとってはまさに“春の使者”、鎌倉に来て最初に印象に残った花はキブシだった。それ以来、広町でも中央公園でも“キブシ咲く早春の里山”は、最も好きな風景の一つだ。
鶯が鳴く園内では、ヒメオドリコソウ・ホトケノザ・オオイヌノフグリに加えて、これまた“春の使者”であるヒメウズが咲いていた。
今年はシデの展開も早い。もう全開のイヌシデやアカシデも見られた。木の花としては、早起きのモミジイチゴに続き、コブシやミツマタがちらほら咲き始め、ヒサカキがあちこちで小さな花をつけていた。ヒサカキには白花と赤花があるが(赤花も園芸種という訳ではなく自然界にもある)、どちらの雄花・雌花も可愛らしい。花は可愛いのだが、臭いがね・・。(ーー;)
東京では来週にも桜(ソメイヨシノ)が咲きそうとのことだが、例年鎌倉の桜は東京よりやや遅い。でも見頃はかなり早まりそうで、桜を撮る・撮らないに拘わらず、それなりの心積もりをしておかなくては。

鎌倉中央公園/2013.3.15
▲春の使者・キブシが咲いた

▲同上。鎌倉に来てキブシの写真を何千枚撮っただろうか?

▲同上。“春風”に揺れて

▲見つけると必ず撮りたくなるヒメウズ

▲“春の歓び”を表すゴンズイ

▲早起きのモミジイチゴはもう花盛り

▲コブシ

▲ミツマタ

▲イヌシデ

▲アカシデ。今年は展開が早い

▲ヒサカキ(白花雄花)

▲ヒサカキ(白花雌花)

▲ヒサカキ(赤花雄花)

▲ヒサカキ(赤花雌花)

▲例年中央公園でいちばん早く咲く横浜緋桜

▲若木だが、オオシマザクラかな? こちらの方が早く咲きそうだ


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