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2013.01.12
冬の観察会

昆虫好きにとって冬は退屈な季節だが、昨季は手摺り観察や落葉めくり、さらにプレートめくりと、新しい冬の楽しみ方を知った。
今日は昨年に引き続き横浜市都筑区の茅ヶ崎公園で落葉めくり観察会。昨年はゴマダラ坊やに加えて、たくさんのエサキモンキツノカメムシが見つかった。今年はどんなニューフェイスが?と、昨年と同じ場所で落葉をめくるが、めくってもめくっても何も現われず・・。今年はダメか・・と、早々に諦めムード。それでも、達人が2匹のゴマダラ坊やを見つけてくれたので、みんなで代わる代わる撮影する。

落ち葉めくりの一方、今年みんながやろうと思っていたのはヤツデの葉めくり。冬の間、ヤツデの葉裏でじっと寒さをしのぐ昆虫、特にヨコバイの仲間が知られている。こちらはあちこちのヤツデで見つかった。

今年は冬鳥の当り年だが、ここ茅ヶ崎公園でも同様、特にキクイタダキがたくさんいると聞いて大いに期待していたが、期待どおり出てきてくれた。本当に小さくて可愛い! 体重が5gだとか!
ただし、すばしこくて片時もじっとしていないので、写真はうまく撮れなかった。でも実物を見ることができたので、鎌倉でも探せるかも?という気がしてきた。

その他、シメやカワセミ、ケヤキや手摺りの柱に張り付いている何種類ものフユシャク、冬芽や葉痕などなど、みんなすっかり「冬のフィールドの楽しみ方」を覚えてしまった感じだ。

茅ヶ崎公園及び近隣(横浜市都筑区)/2013.1.12
▲落ち葉めくりの“主役”は、やっぱりゴマダラ坊やかな?

▲同上。起こしてごめんね

▲ヤツデの葉裏にいるクロスジホソサジヨコバイ。目のように見える黒い点のある方が後ろ! これは♀のようだ

▲同上。こちらは♂

▲同上。幼虫。幼虫の頃から後ろに黒い点がある

▲ヒメヨコバイの仲間、やはりヤツデの葉裏にいた

▲ウロコアシナガグモ幼体@ヤツデの葉裏

▲ウロコアシナガグモ幼体@シュロの葉裏

▲翅をしまい忘れてるテントウムシ@手摺り

▲フユシャクの仲間色々

▲サンショウの冬芽

▲ハウチワカエデの冬芽

▲カワセミ

▲コゲラ

▲同上。新カメラは鳥や蝶の飛翔には向かないと思っているが、連写が速いせいか図らずもこういう写真が撮れていた

▲同上。↑の一瞬後

▲可愛いキクイタダキ。別に飛翔を狙ったつもりはないのだが・・

▲同上

▲キクイタダキもメジロのようにじっとしていてくれるといいのだが・・

▲高い木のてっぺんにシメ

▲同上。ズームアップ!


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