秋晴れの一日、広町の谷戸を歩く。ミゾソバに被われた湿地には蝶たちが忙しなく飛び交っていた。最近中央公園に行っても蝶が少ないなあ…と思っていたが、この日はツマグロヒョウモン、キタテハ、ヒメアカタテハ、アオスジアゲハ、キチョウ、テングチョウ、ウラギンシジミ、コミスジ、ヤマトシジミなどなど、久しぶりにたくさんの蝶に出会った。（毎年この時期ならいるウラナミシジミは見かけなかったが）

この秋はどこに行ってもアキアカネが多い。尖った棒の先を見るとちゃんと止まっている。止まっているのは雄ばかりのようで、カップルは見かけなかった。雌はどこにいるのか？
うろこ雲の広がる秋空に赤とんぼ――季節感溢れる風景を堪能した。

広町緑地／2012.10.13

▲ミゾソバの花から花へと飛び回る蝶たち／アオスジアゲハ ▲同上／テングチョウ ▲同上／キタテハ ▲キタテハ＠セイタカアワダチソウ／今、新鮮なキタテハが多い ▲吸水中のウラギンシジミ♂ ▲ツマグロヒョウモン♀ ▲ヤマハッカの蜜を吸うヒメクロホウジャク ▲ツクバトリカブトが増えている ▲ミゾソバに混じってアキノウナギツカミが密生してる ▲アカバナ、広町では初見 ▲ソバ畑 ▲ソバの花は虫たちに人気 ▲同上／ハナムグリ ▲タコノアシにアキアカネ ▲同上 ▲トンボを追って見上げれば、秋の空にうろこ雲！ ▲秋空に赤トンボ、しばし季節感にひたる ▲冬の谷戸の常連さん・モズがやってきた。餌をゲット！