2012.05.23(2)
蝶とトンボ@中央公園
鎌倉中央公園の下池、最近いつ行っても飛び回っているトンボがいる。クロスジギンヤンマのようだ。このトンボはホバリングしないし、ほんとに止まらないトンボだ。いつも一頭だがお相手は見つかるのかな?
中央公園では春からシオヤトンボ・シオカラトンボ・カワトンボが多数棲息しているが、他には今のところヤマサナエとこのクロスジギンヤンマぐらいか。
蝶に関しては、今年は春のベニシジミが少なかったように思う。アゲハ類も昨年から少ない年が続いている。最近コミスジやイチモンジチョウ、ダイミョウセセリが目につき出した。アカボシゴマダラやゴマダラチョウはまだ見かけてない。
樹液の出ているタブノキの中で数頭の蝶がもつれ合って飛んでいた。表翅のオレンジ色がチラつく。「もしかして、コムラサキが羽化したか?」と思ったが、サトキマダラヒカゲだった。サトキマダラヒカゲは最近大発生したようだ。
鎌倉中央公園にて/2012.5.21&5.23
▲颯爽と飛ぶクロスジギンヤンマ
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▲同上
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▲ヤマサナエは基本的に止まっているトンボ?
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▲薄暗いタブノキの中を飛ぶサトキマダラヒカゲ
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▲同上。翅を開いて止まることがないので、表翅は飛んでいる時しか見られない
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▲サトキマダラヒカゲ、止まる時は翅を閉じて
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▲吸水に来たカラスアゲハ。表翅がメタリックに光っていたが、もうかなり傷んでいる・・
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▲最近都会で増えているというアオスジアゲハ。鎌倉は食樹のタブノキ・クスノキが多いせいか、元々アオスジアゲハは多かった
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▲コミスジも最近増えているような気がする。食草はクズなどマメ科植物
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▲イチモンジチョウ、食草はスイカズラ
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▲イチモンジチョウは裏翅がオレンジ
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▲ダイミョウセセリ、幼虫はヤマノイモの葉に巣を作る
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▲ツマグロヒョウモンは鎌倉で見られる唯一のヒョウモンチョウか?
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▲ルリタテハ終齢幼虫。写すには忍びないボロボロの成虫が近くにいた。世代交替の時
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