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2012.03.07
城ヶ島の海岸を歩く

今年初めての緑の学校OB会で城ヶ島へ出かけた。城ヶ島には1月に来ることが多く、この時期は初めてだったが、今年は花が遅いせいかスイセンがまだ咲いていた。ウミウの棲息地も例年どおりで、崖を白く染めていた。
島の北側白秋碑の近くでフウトウカズラの赤い実を見つけたが、同じ株の葉に大きなセミの脱け殻が二つぶら下がっていた。二つとも傷みもなく葉もきれいなままだ。とても昨年の夏の脱け殻とは思えない。いったいいつ羽化したのだろう?と不思議に思った。
帰ってからネットで調べてみると、神奈川県内で11月〜12月頃にセミがいたという記事が見つかった。城ヶ島でもよくあることなのだろうか?
それと、この脱け殻は普段よく見てるアブラゼミのものなどに比べるとかなり大きい。もしかするとクマゼミかも? ちなみにクマゼミは城ヶ島にいるセミの25%ぐらいを占めるとか。
薄曇りの一日だったが、寒くもなく歩くにはほどよい気温、海岸植物などを眺めながら久しぶりに仲間たちと岩場のウォーキングを楽しんだ。

城ヶ島にて/2012.3.7
▲三崎港側大橋近く、テトラポッドの上に並ぶウたち。これもウミウなのか、あるいはカワウなのか??

▲同上。カモメの群に混じるウたち

▲フウトウカズラの葉にまだきれいなセミの脱け殻が!

▲同上。もう一つ! どちらもかなり大きい

▲フウトウカズラの実

▲松林には黄色のスイセンが咲いていた

▲城ヶ島公園のスイセンと松林

▲ウミウ展望台より

▲崖は例年より白くなかったが、これは時期の問題? ウミウの数は例年どおりのようだ

▲風はなかったが、外海は意外に波が荒かった

▲岩場には立派な実をつけたマルバグミがそこここに

▲トベラの葉痕をゲット!

▲岩場に生えていたシャリンバイの幼木

▲同じく岩場に生えていた幼木。海岸に生える常緑対生の木・・、マサキだろうか?

▲一株だけ咲いていたハマダイコン

▲ハマボッスの実、中はもう空っぽ

▲ロゼット状になって岩に張り付くハマボッスの葉。光沢があってきれいだ

▲海岸に多いオオバヤシャブシ、雄花が展開し始めていた。城ヶ島の春もこれから始まる


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