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2011.11.14(3)
キボシカミキリ大発生!

中央公園の田んぼ近くにあるクワの木、以前からこの側を通るとよくキボシカミキリを見かけていた。最近太い幹が何本か伐採され横たわっている。先日も1匹のキボシカミキリが丸木の上をうろうろしていた。
今日行ってみてビックリ! 雌雄が連結したカップルが何組も丸木の上を走り回っていたのだ。少なくとも6組のカップル、単独のものが数匹、計20匹近いキボシカミキリがいた。
連結したカップルは忙しなく動き回っているが、何をしているのだろう? 産卵準備か? そういう目で見ていると、時々止まって雌が口で木に穴を開けているようにも見える。雄は何も協力せず、ただ雌の背中に足をかけて、雌を離すまいとしているだけだ。(^^;)
1組のカップルが交尾に至ったが、ほんの1分足らずで終った。産卵は雌が単独でするものと思うが、その姿は確認できなかった。

キボシカミキリは普通に見られるカミキリだが、外来種らしい。中央公園にいちばん多いのはラミーカミキリとキボシカミキリではないかと思うが、どちらも外来種だったとは! 園内には食草のクワとイラクサが多いから居心地のよい環境なのだろう。

鎌倉中央公園にて/2011.11.14
▲キボシカミキリのカップル、雄が雌の背中を押すようにして丸木の上を走り回っていた。触角は雄の方が長いが

▲体は雌の方が大きい

▲星の模様も違う。雄の方が小さい星が多い

▲雄「絶対離さないぞ〜」

▲丸木の上を走り回るのでコバネイナゴも逃げて行く

▲草の中に吹っ飛ばされた

▲でもやっぱり丸木の上がいいのか、また上がってきた(^^)

▲もう一本の丸木を見ると、そこら中にカップルが!(写真では3組写っている)

▲独り者もいるが、カップルの勢いに蹴散らされる

▲どのカップルも時々止まってこういう姿勢。雌が木に穴を開けているのか??

▲あちこちで産卵準備?

▲ん?

▲交尾に成功!

▲単独行動の雌(雄が陰からのぞいているようにも見えるが)、産卵行動は確認できなかった

▲キボシカミキリで大賑わいの丸木

▲元はこのクワの幹だった


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