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2011.09.08
紅葉台で蝶観察

秋晴れの一日、散策仲間の友人達と西湖(富士五湖)近くの紅葉台へ出かけた。日差しは強いが空気は爽やか、三湖台に出ると青空に秋のうろこ雲が! 南に富士をひかえ、眼下には青木ヶ原樹海が広がる。その向こうには遠く南アルプスの山々が望めた。
この日は久しぶりに花散策になるかな・・?と思っていたのだが、散策路沿いは草刈りされており、シモバシラやテンニンソウが群生していたものの、めぼしい花は少なかった。

代わって目を引いたのは蝶たち。特に三箇所でヤマキチョウかスジボソヤマキチョウと思われるキチョウに出会い、その判別のための撮影に没頭した。両者の違いはいくつかあるが、いずれも微妙で見極めは難しい。観察の結果、モデルになってくれた三頭のうち二頭はヤマキチョウ、一頭はスジボソヤマキチョウではないかという結論になった。(下記写真参照)

アザミの花には、ヒョウモンチョウの仲間も代わる代わる訪れていた。かなりくたびれた蝶が多かったが、少なくとも三種(ミドリヒョウモン、オオウラギンスジヒョウモン、ウラギンキョウモン)はいたようだ。
草原に広がるススキの周りにはウスバキトンボが飛び交い、アキアカネの姿も確認、秋らしい風景にいつまでも浸っていたいような一日だった。

山梨県南都留郡・紅葉台にて/2011.9.8
▲三湖台より富士を望む

▲眼下に広がる青木ヶ原樹海。遠くの山々は南アルプス方面

▲数頭のヤマキチョウ/スジボソヤマキチョウに出会った。これはスジボソヤマキチョウかな?(個体A)

▲これはヤマキチョウのようだ(個体B)

▲同じく個体B

▲もう一頭のヤマキチョウ(個体C)

▲同上(個体C)/紋はオレンジ色

▲同上(個体C)/飛翔を狙う

▲同上(個体C)

▲同上(個体C)/長い間モデルになってくれた

▲ススキの周りを飛び交うウスバキトンボ、全く止まってくれない・・

▲珍しく止まってくれた!と思ったら、アキアカネだった!

▲青空にうろこ雲、秋だなあ・・


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