2011.08.03(3)
ツチイナゴの幼虫
いたち川に来たのは、川縁に生えるヤナギにコムラサキが来るというホットニュースを聞いたためだ。友人に案内してもらい、ポイントでコムラサキの出を待った。
いたち川には冬から春にかけてよく来ているが、夏に訪れたのは初めてかも知れない。こんなにヤナギが多かったか!と改めて思った。しばらくすると、意外にもゴマダラチョウが2頭やってきて樹液を吸い始めた。そしてお目当てのコムラサキも来たことは来たのだが、高い枝先に止まったり、遠くを卍飛行するだけで写真は撮れなかった。また後日来てみようと思う。
コムラサキを待ちながら川縁に蔓延るクズの葉をふと見ると、小さな小さなツチイナゴの幼虫が乗っていた。ツチイナゴはこれから増えてくるイナゴで、秋になると終齢幼虫(2006.10.3の記事参照)をよく見るが、こんな若齢幼虫を見たのは初めてだ。何とも頼りなげで、思わず「頑張って大きくなってね!」と言いたくなった。
横浜市栄区・いたち川沿い/2011.8.3
▲クズの葉っぱからじっとこっちを見るあの子は誰?
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▲ツチイナゴの子だった! 体中に黒い斑点が多いね
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▲ストロボを焚いたら触角の付け根に目があるように見えて笑える
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▲もう一枚!
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▲ちょっと情けない顔だけど、頑張るんだよ!
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