台風が過ぎ、昨日は半袖では寒いほどの涼しさだった。今日も日差しは強いが湿度は低い。友人と瀬上市民の森へ。瀬上の森に行くには、木陰のない所をしばらく歩かないといけないので、よい日になってくれて助かった。
さて、今日のターゲットはトンボだ。ハグロトンボやモノサシトンボなど、普段なかなか会えないトンボを探したいと思っていたが、期待どおり出てきてくれた。
ハグロトンボは瀬上池から流れる瀬上沢小川アメニティ沿いに、カワトンボのように普通に飛び交っていた。小川から時々大きなトンボが飛び立つ。恐らくコオニヤンマだろう。かなりの数いるようだ。上空にはオニヤンマの姿も見られた。
更に小川を上ると見慣れぬトンボが水草にぶら下がっている。羽化したばかりのようだ。家に帰ってから調べたところコシボソヤンマと判明、初めて認識したトンボだった。
トンボ以外にも瀬上は昆虫の宝庫、見るものが多過ぎてなかなか瀬上池まで行きつかない。アカボシゴマダラの夏型にも今年初めて出会った。

瀬上沢小川アメニティ〜瀬上池へ／2011.7.22

▲小川沿いの草原は蝶のフィールド。ヒメジオンにツバメシジミ、こんなに小さかったか？と思うほどの可愛らしさ！ ▲同じく、ベニシジミ ▲ハグロトンボが飛び交う小川アメニティ ▲同上 ▲川縁に咲くダイコンソウにモンシロチョウが来た ▲川向こうにウバユリが咲いていた ▲コオニヤンマがあちこちに止まる ▲見慣れぬトンボはコシボソヤンマらしい。名前のとおり腰（？）のあたりがくびれている ▲同上。羽化したてだった！ ▲池の畔にモノサシトンボ！（♀かな？） ▲同上。ちょっと大きめのイトトンボという感じだ ▲池の畔にはオオシオカラトンボも飛び交っていた ▲湿地にミゾカクシ。久しぶりにミゾカクシを見た ▲夏型アカボシゴマダラが吸水中 ▲同じく吸水に下りてきたコチャバネセセリ ▲びっしりと実のついたサルナシ、来年は忘れずに花の時期にも来よう ▲帰り際に出会ったカワセミ 朝9時から午後1時まで、思いがけず爽やかな散策ができた