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2011.06.28(2)
晴れ間の蝶たち

中央公園のハンゲショウが白くなってきた。半夏至(7月初め)の頃葉が白くなることからハンゲショウと名がついたという説もあるが、季節感のある光景だ。
マタタビなどもそうだが、ハンゲショウも葉が白くなるのは花の時期、虫を呼ぶためだと言われる。
ハンゲショウの前に立っていると、やってきたのはベニシジミ。ピーカンの日、まっ白な葉に色の濃いベニシジミ、普通に考えるとコントラストが強過ぎて撮りにくい組合せだが、逆に影を写し込んだり、撮り方しだいで面白いものが撮れるのかも知れない。

草原にはネジバナが点在、スジグロシロチョウが花から花へと吸蜜に訪れていた。かなりくたびれた蝶だったが、季節感ある光景ではある。
スジグロシロチョウの交尾拒否シーンもこの時期よく見かける。季節と共に蝶たちも世代交替を繰り返している。

鎌倉中央公園にて/2011.6.28
▲ハンゲショウにベニシジミ

▲同上

▲ヒメジオンに。白が好きなベニシジミ

▲ハギに産卵するツバメシジミ

▲ネジバナにスジグロシロチョウ

▲同上

▲交尾拒否の姿勢を取るスジグロシロチョウ♀。こんな道の真ん中で!(6月26日撮影)

▲それでも♂はやってくる(同上)

▲もう一つ蝶の話題/ヤマノイモにテントを作って住んでるのは?

▲そおっとのぞけば、はい、ダイミョウセセリの幼虫です。自分で自分の住居を作る賢い子!

▲その親はこれ、ダイミョウセセリです。蛾ではないですよ!

▲夏になると樹液酒場となるクヌギの木。今はヒカゲチョウが数頭だけ。今年の樹液の出方はどうですか?


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