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2011.06.12
ゾウムシの乱闘

ゾウムシはオトシブミ・チョッキリ同様、造形的にも面白く、見つければ必ずレンズを向けたくなる。概しておとなしい性格で、見つかるとすぐ葉裏に逃げ込んだり、死んだまねして動かなくなるものが多い。
中央公園で見慣れぬ白黒ゾウムシに出会った(後に、アシナガオニゾウムシと判明)。白黒ゾウムシと言えばクズに来るオジロアシナガゾウムシが多いが、それとは違う。見てるうちに2匹、3匹・・と出てきた。大きな目に長い前肢、なかなかインパクトのある姿だ。
ふと、柵の後ろ側を見ると何匹もの仲間がもつれ合って争っていた。10匹ぐらいはいただろうか、♀をめぐって♂同士が長い前肢を振りかざして乱闘を繰り広げていたのだ。おとなしいと思っていたゾウムシの印象が少し変わった。

鎌倉中央公園にて/2011.6.12
▲おっ、見慣れないゾウムシが!(帰宅後アシナガオニゾウムシと判明)

▲なかなかのお顔!

▲あ、こっちにもいる! 前肢が長いね!

▲じっと考え、策を練る・・?

▲後ろを振り返ると杭の上にもう一匹、何だかたくさんいそうだ

▲杭の向こう側をのぞくと、うわっ、いるいる!

▲♀をめぐってあちこちで乱闘が!

▲長〜い前肢はこういう時に使うのか!

▲♂♀入り乱れて、あちこちでもみ合い

▲♂♀では前肢の長さが違うようだ。こちらは♀

▲前肢の長いのが♂

▲こちらはお馴染みオジロアシナガゾウムシ

▲おとなしい性格で、見つかると寝たふりしたり・・

▲頭をすくめて鳥の糞に化けてるつもりらしい・・


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