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2010.12.17
蔓性天国・十二所

6月に十二所を歩いた時、林内に蔓延る蔓性植物の逞しさに驚いた。(2010.06.03 逞しい蔓性植物 参照) 秋にはあの植物たちがたくさんの実をつけただろう。特にフウトウカズラの実はなかなか出会えないのでぜひ見たいと思っていた。
蔓性植物との出会いは予測しにくいところがあり、そんな所がまた楽しい。思いがけない所で花を咲かせていたり、昨年あった所になかったり、親木が枯れてしまったら生きていけなかったり・・。逞しくも“他人任せの人生”というところか?

十二所を歩く/2010.12.17
▲林縁、林内、至る所でテイカカズラが大木を上る。林内ではもう種が飛んでしまった株が多かった

▲やはり明るい所の方が実つきがよいようだ

▲スギの大木が並ぶ林道を行く

▲林内を見るとほとんどの木にテイカカズラ、フウトウカズラ、サネカズラ、ツタウルシなどが上っている

▲フウトウカズラがたくさんの実をつけていた

▲同上。6月に来た時よりフウトウカズラの株がずっと多いことに気がつく。今までに見た江の島、城ヶ島、猿島、伊豆城ヶ崎海岸よりもすごい繁殖ぶりだ。フウトウカズラは沿海地に生える植物だから、大昔は地形が今とずい分違っていたのだろう

▲大木を上るサネカズラ

▲ツルグミ

▲ツタウルシ。蔓性木本には棲み心地のよい林なのだろう

▲弾けたノササゲの実をあちこちで見かけた

▲同上。さやの紫がまだ残っていて絵になる

▲トキリマメも今年はよく見た

▲紅葉バックにスズメウリの実を撮ってみた


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