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2010.06.18
ヒメゴマダラオトシブミ

中央公園では今年もエノキにたくさんの揺籃がぶら下がっている。
この揺籃の作者がヒメゴマダラオトシブミだと知ったのはつい最近だったが、ネットで調べてみると、それほどどこにでもいるオトシブミでもないようだ。(エノキ・ケヤキなどのニレ科がホスト)
中央公園でもエノキならどんな木でもという訳ではなく、幼木・若木に限られている。しかし、園内の広い範囲に渡って見られるから、その数は相当なものだと思う。

そのオトシブミたちが、揺籃から出てくる時期が来たようだ。この日は揺籃のついたエノキを探して歩いたところ、各所で成虫の姿が見られた。
今年は春から色々なオトシブミを見る機会があり、ゴマダラオトシブミの揺籃作成現場にも立会えたし、すっかりオトシブミ・ファンになっている。この日もあちこちで可愛らしい姿の“追っかけ”をしてしまった。(^^)

エノキの葉裏に/鎌倉中央公園/2010.6.17
▲揺籃がついていて、葉が虫食いのエノキがあったら、たいていいる

▲ほらね! 揺籃から出てきた成虫が葉を食べているのだ

▲背中に二つ瘤があって、後足の太股(?)に黒いサポーターしてるのが特徴

▲警戒心が強くて逃げようとするが

▲こっち向いてよ!

▲可愛い!

ところで、中央公園ではケヤキにもたくさんの揺籃がついている。ヒメゴマダラオトシブミはエノキと同じニレ科に属するケヤキも巻くそうだが、これらもヒメゴマダラ君たちの作品なのだろうか? エノキの揺籃と少し作りが違うようにも見えるのだが、それは葉の形や厚さなどにもよるので何とも言えない。
主が分かったら、またここに掲載したい。

ケヤキの揺籃誰のもの?


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