暑くもなく寒くもなく散策にはよい季節だが、花は残り少なくなってきた。久しぶりに散在ガ池森林公園の尾根道を一周する。この尾根道は木が鬱蒼と繁り日照が少ないせいか野草は決して多くないが、コウヤボウキやアキノキリンソウがひっそりと咲いていた。
晩秋まで咲いている花にはキク科が多い。ノコンギク、シロヨメナ、ヤクシソウ、リュウノウギク・・、そして鎌倉・江の島の海岸にはイソギクが咲く頃だ。

まだ咲いてるキク科の花／散在ガ池森林公園／2009.10.20

▲コウヤボウキ ▲同上 ▲アキノキリンソウが一株 ▲遅くまで咲くシロヨメナ ▲壁の隙間から生えていたノコンギク ▲土手の斜面などによく見られるヤクシソウ、今いちばん目立つ花だ

木の実・草の実／散在ガ池森林公園／2009.10.20

▲コバノガマズミの実。ガマズミの実より大きい ▲たくさんの果穂をつけたクマシデの木 ▲ツクバネウツギの5裂した萼とその下にできた若い実。花が終って半年近く経つがまだ萼が青く、実も青い。熟した実が飛ぶために“ツクバネ”が必要だ ▲チゴユリの実 ▲光沢のあるヒヨドリジョウゴの実 ▲トキリマメの実、まだはじけてない

ちょっとした発見・・

▲せせらぎの小径・イワタバコの張り付く岩壁に被いかぶさるシラキ。こんな所にシラキがあったとは知らなかった。最近倒れてきたものか？ ▲尾根道の幼木、冬芽を見るとニガキだった！　近くに親木があるのか？