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2008.06.25
揺籃とオトシブミ

久しぶりに中央公園へ。最近あまり“虫目で”歩いてなかったので、虫探しのコツを忘れてしまっている。小さな虫は漫然と歩いていても見つからない。ある程度の予測を持って歩かないと。それでも、こうして何年も年間通して同じ場所を歩いていると、特に意識しなくても予測がつくようになるものだ。今日は何となく小さな虫に出会えるような気がしていた。

さて、梅雨の晴れ間、案の定小さなハムシやバッタの幼虫が増えていた。モミジイチゴの葉に小さなオトシブミがいる。角度によってメタリックに光ってきれいだ。前にも中央公園で見たことがあるが久しぶりに見た。名前が思い出せなかったが、家に帰ってカシルリオトシブミと判明。
この日はあちこちのモミジイチゴにカシルリオトシブミがいたが、揺籃は見つからなかった。カシルリオトシブミはイタドリなどを巻くようだが、揺籃は非常に小さく、切って落としてしまうこともあるそうだ。非常に見つけにくいものらしい。

この日はモミジイチゴにヒメクロオトシブミもいた。こちらのホストは何だろう?
一方、エノキやクリ、キブシなどにはたくさんの揺籃がついている。エノキの主は一昨年ヒメコブオトシブミらしいことが分かった。(2006.07.03 ヒメコブオトシブミ
では、キブシ、クリの主は? 正体を見たいものだ。

モミジイチゴの葉にオトシブミ/2008.6.25/鎌倉中央公園
▲カシルリオトシブミ

▲同上

▲ヒメクロオトシブミ


この揺籃、誰の作?/2008.6.25/鎌倉中央公園
▲エノキ

▲キブシ

▲クリ

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