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2008.05.23
観察会@寺家ふるさと村

月1回の自然観察会が横浜市青葉区の寺家ふるさと村で開かれた。月1回と言いながら最近は月2回あったりするが、この観察会は昆虫が中心なので虫の都合に合わせて日にちが決められる。花でもそうだが、自然観察会が毎月第○曜日と決まっていると、毎年見られるものが限られてしまう。
この日は特に何ということではなく、この時期に増えてきた小さな昆虫を探そうということだった。
虫探しも慣れと知識の積み重ねだと思う。数年前には全く気がつかなかった小さな虫があっちにもこっちにもいる。ただ漫然と見ていたのが、それぞれの虫の食草や好む環境を知ることで俄然見つけやすくなる。
それに、デジカメの進歩で小さな虫が驚くほどきれいに撮れたりすると、ますます面白くなってもう止められない。ハマりやすい世界なので、ご用心!(^^;)

昆虫三昧の日/2008.5.23/横浜市青葉区・寺家ふるさと村
▲体中が刺だらけのキベリトゲトゲはハムシの仲間

▲ハエトリグモの仲間

▲背中の模様が渋いアオカメノコハムシ

▲ヘラクヌギカメムシ終齢幼虫。成虫はクヌギカメムシによく似てるが、終齢幼虫同士は全然違う

▲ヘラクヌギカメムシ成虫

▲フキバッタ幼虫。ヤマトフキバッタ、または、タンザワフキバッタ

▲いつもこの姿勢、コフキゾウムシ

▲きれいな成虫が見られるかと思ったが、まだ終齢幼虫だったアカスジキンカメムシ

▲以下2枚、観察会仲間から面白いものを教えてもらった。ヤマノイモの葉っぱの一部が切り取られてこんなテントができている

▲そーっと持ち上げてみると、幼虫が! ダイミョウセセリの幼虫がヤマノイモの葉を切り取って自分の住み家にしていたのだ。飛ばないように全部は切り取らないで一部だけ葉っぱにくっついている。小さな虫の知恵に敬服!

▲ダイミョウセセリ成虫。あなたも小さい頃はあんなテントを作って暮らしていたんだね。

▲こんな道を歩くだけで、小さな花や虫たちに会える。“花虫横丁”なんて呼ぶ人も。(*^^*)



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