2008.04.09
ハナモモとナノハナ
昨日の風雨でサクラは完全に散ってしまっただろうな・・と思いながら中央公園へ。谷戸を見渡せるいつものスポットに立つと、ソメイヨシノは終って緑が増し、春の斑模様は微妙に色合いが変わっていた。ヤマザクラやオオシマザクラの方は、終りかけてはいるがまだあちこちに点在していた。
炭焼き小屋前のハナモモはサクラより少し花期が遅く花持ちはよい。今年も“一本のハナモモ”の周りをぐるっと回って撮らせていただいた。
毎年撮ってるナノハナとハナモモの共演、今年はいつもの場所にナノハナがなく、別の場所からトライする。なお、このナノハナはセイヨウカラシナと思っていたが、どうやらセイヨウアブラナのようだ。調べてみたところ両者は葉のつき方が違うそうだ。葉が茎を抱くのがセイヨウアブラナということだが、炭焼き小屋近くに蔓延るナノハナは確かに茎を抱いていた。写真参照。
暖かくなって蝶が増えてきた。モンシロチョウももちろん飛んでいるが、中央公園はベニシジミがとても多い。セイヨウアブラナの花から花へ数頭のベニシジミが飛び交っていた。
“ちょうちょ、ちょうちょ、なのはにとまれ〜♪”と聞けば、ナノハナ(アブラナや野菜)の畑にモンシロチョウの飛ぶシーンが子どもの頃に刷りこまれている。“セイヨウアブラナとベニシジミ”ではちょっと違和感があるかな・・。今日は今年初めてアゲハが飛び交う姿も見た。蝶の季節到来。
蝶が飛び交う里山の春/2008.4.9/鎌倉中央公園
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