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2007.12.21
テイカカズラの種

暖かな一日、久しぶりに中央公園に行く。中央公園に来るのも今年最後になるかも・・、来年のテーマは何にしようか・・、などと思い巡らせながら少し寂しくなったフィールドを歩いた。
昨年は中央公園にも冬鳥がたくさん来て鳥撮りの楽しさを味わった。今年もそろそろ増えて来る頃か? 湿地からジッ、ジッ、というアオジの鳴く声が聞こえてきた。
「冬にはやはり冬らしいもの、冬らしい光景を撮りたい」― これはどの季節でもそうだが、季節感を感じるのが散策の楽しみであり、それを写真で描ければ最高だ。

この時期、枯れ葉の上に落ちたテイカカズラの種は季節感があってよいものだが、どこに行っても今年はテイカカズラの実が少ないような気がしている。昨年や2004年にはたくさんの実を見ているので、もしかしたら隔年現象なのかも? などと思いながら歩いていると、枯れ枝にひっかかった種を見つけた。上を見上げるとテイカカズラの大きな株が何箇所かにあった。
テイカカズラは本当に逞しい。10mもある親木を上りつめ、さらに地面に届くまで(斜面に生えている時は根元より下にまで)ぶら下がったりする。
実が割れて種が飛び出す様と言えば、やはり3年前のこの光景が忘れられない。こんな被写体には二度と会えないだろうな・・。

▲小枝にひっかかった種/2007.12.21/鎌倉中央公園

▲同上

▲見上げると逞しい株が!/2007.12.21/鎌倉中央公園

▲まだ弾けてない実もある/2007.12.21/鎌倉中央公園

▲昨年の方がたくさんの実を見たような気がするが…/2006.10.26/市内二階堂

▲親木の上まで上って、親木の根元より下の川面まで達しそうな勢い。計何mになる?/2006.12.6/市内二階堂



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