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2007.09.26
寺家の赤とんぼ

今日は横浜市青葉区の寺家ふるさと村で月1回の自然観察会。7月末以来2ヶ月ぶりだった。田んぼはすでに大半が刈入れずみ、そこここにヒガンバナが咲き季節感が漂っていた。
ちょうど1年前にもここに来ているが、寺家独特の色の濃いミゾソバが大群生していたことを思い出す。今年ももちろん咲いてはいたが、昨年よりは数が減っていた。草刈りの時期などもあるが、こういう花も年によって差があるのだろうか。

この会は昆虫好きの方が多いのだが、今日は赤とんぼの見分けを教えてもらった。と言えるほど、ここには色々な赤とんぼが飛んでいる。鎌倉で秋に目にする赤とんぼは、ほとんどがアキアカネだが(と、思っているだけで、本当は色々な種類がいるのだろうか・・?)、今日はこの他にナツアカネ、マユタテアカネ、ネキトンボなど普段お目にかかれない赤とんぼに出会うことができた。
ちなみに、「赤とんぼ」と呼ばれるトンボには15種類ほどあるそうだ。

赤とんぼの舞う寺家ふるさと村/2007.9.26
▲刈入れも終ったところが多い
▲マユタテアカネ。顔に一対の斑紋があるが、これを眉に見立てたもの。あまり眉という感じはしないが・・
▲マユタテアカネ。尻尾の先が上がっている
▲ナツアカネ。アキアカネよりもっと赤い
▲ナツアカネ
▲ネキトンボ。翅の付け根がオレンジ色。
▲ノシメトンボ
▲アキアカネ(2007.7.25)

ちなみに、家に帰って「昨年9月29日・寺家ふるさと村」の写真をながめてみたら、トンボの写真はナツアカネの写真が1枚だけだった。その日も今日と変りないぐらい色々な赤とんぼが飛んでいただろうに、やはり色々な知識や予測とともに、その気になって見ないと何も見えてこないということか。



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