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2007.07.20
アオギリの花

7月にもなるとほとんどの木は実を形成する時期だが、この時期に花が咲く木もあるにはある。その中でもアオギリの花は風変りだ。なかなか詳細を見ることができないでいるが、古くから民家などにもよく植栽されているようで、近所を歩くだけでもよく目に止まる。
アオギリの花は雌雄同株。同じ房に雄花と雌花がつく。雌雄の見分けは分かったが、雄花と雌花が同時に咲いている木に出会うことが少ない。以前見た木では蕾の中に雄花がちらほら咲いていたので、雄花が先に咲くものと思っていたが、ネットを調べると雌花が先という記事もある。花序によって違うのか?? ちょっと疑問だ。
個性的なアオギリの中でもとりわけ風変りなのがその袋果。8月頃突然気づくことが多いが、今年は花の後がどう変わっているのか追跡してみよう。

アオギリの花
▲雄花/前に突き出しているのは雄しべが合着したもの/2005.7.7
▲雄花/2005.7.14
▲雌花/突き出ているのは雌しべ/2007.7.9
▲雌花/2007.7.9
▲果実のできかけ/2007.7.20
▲8月にはこんな袋果ができている/2003.8.2


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