2007.04.29
マルバアオダモとツクバネウツギ
散在ガ池の樹木ウォッチングは楽しい。自分がまだよく知らないこともあるが、ここに来ると、見慣れた中央公園や広町緑地にはない木に出会える期待がある。
花が咲いて初めてその木の存在に気がつくことも多いので、なるべく年間を通して来るとよいのだろう。この日、新らたに気づいたのはマルバアオダモだった。尾根道で複葉の幼木を見つけ、「これは何の葉だろう・・?」と思っていると、散策路沿いに花の咲いた成木が何本かあった。明るい黄緑の葉の上にふわふわの白い花が乗っている感じ。思いがけずいい光景だった。
もう一つは、昨年見つけたツクバネウツギに白い花が咲いていた。この木も中央公園や広町にはない木だ。花が落ちるとよく分かるが、5裂した萼が特徴的。先日石砂山で見たツクバネウツギは、花の色がやや黄色味を帯びており、萼の裂片が4枚のものが多く不揃いだった。花期から見てもオオツクバネウツギの可能性大。
マルバアオダモ/2007.4.29/散在ガ池森林公園
▲対生・複葉の見慣れない幼木があった
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▲トネリコの仲間は鎌倉には珍しい
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ツクバネウツギ/2007.4.29/散在ガ池森林公園
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オオツクバネウツギ?/2007.4.6/相模原市藤野町・石砂山
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