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2006.11.15
高尾山

高尾山に登るのは多分小学校の遠足以来だった。(^^;) 今はどうか分からないが、私の子ども時代は東京の小学校では必ず遠足で高尾山に登っている。確か4年生の時に行ったような気がするが、覚えているのはケーブルカーに乗ったこと、階段が多かったこと、杉並木を通ったことなどなど・・。大したことは覚えてない。
高尾山が植物の宝庫であることはずっと後になって知ることになるが、鎌倉から高尾はかなり遠く(家から高尾山登山口まで2時間半かかった!)、なかなか行く機会がなかった。
今日は、もう花は終っているし紅葉には1〜2週間早いということで、必ずしもよい時ではないが、来年のための下見のつもりで行ってみることにした。

朝から上々の秋晴れ。寒くなるという予報を覆して一枚脱ぎたくなるほどの快適な散策日和だった。紅葉には少し早いにもかかわらず、かなりな賑わい。子どもたちの遠足シーズンは終ったのか、自分達と同世代の“おじさん・おばさん”のグループが目立った。これは私達の子ども時代にはなかった風景だろう。

紅葉の始まった林道を歩く
▲鮮やかに染まったメグスリノキ
▲イヌブナ(?)の黄葉
▲イロハカエデ
▲高尾山頂より。富士山の方角だが、お昼前から急に曇り始め、富士は見えなかった


この日いちばんきれいだったのはシラキの紅葉・黄葉だった。シラキは鎌倉周辺にはあまりないので特に印象に残った。

▲シラキの紅葉・黄葉
▲冬芽


朝はあんなに晴れていたのに、お昼ごろから厚い雲が出て、2時前からポツリポツリと降り出した。幸い傘をさすほどではなかったが、少々下山を急いだためあまり樹木をゆっくり観察できなかった。様子は大体分かったので、春にはコースを選んでゆっくり歩きたいと思う。


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