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2006.10.09
中央公園・秋のマメ科

中央公園の湿地は9月下旬からオオミゾソバ、ミゾソバ、ツリフネソウに被われている。ミゾソバが咲き出すと影が薄くなるマメ科草本だが、8月下旬のツルマメを初め、今年も例年どおり咲いていた。
湿地に咲くのはツルマメとヤブマメだ。ツルマメが8月下旬ごろから咲き始め、2〜3週間経ってヤブマメに選手交替するのも毎年のことだ。
ナンテンハギは湿地近くや林縁に咲く。この花は色鮮やかな赤紫だが、なかなかデジカメで再現するのが難しい色だ。
トキリマメは早いものは7月頃から咲いている。すでに実が赤くなっているものもあるが、まだ咲いているものもある。トキリマメとよく似たタンキリマメというのがあるが、関東では少ないようで、まだ見たことがない。
もう一つ、紫色の実がきれいなノササゲも好きな花だ。中央公園の中でもあちこちの林縁で見ていたのだが、花は見そこなってしまった。さて、実を見つけることができるかどうか・・。
トキリマメとノササゲのはじけた実は絵になる。晩秋の頃、こんな実がぶら下がっていると季節感があって嬉しいものだ。今年も探してみよう。

▲ヤブマメの色の濃い花に出会った/2006.9.25/鎌倉中央公園
▲鮮やかな赤紫だが・・/ナンテンハギ/2006.9.25/鎌倉中央公園
▲花弁の網模様がきれい/ナンテンハギ/2006.9.25/鎌倉中央公園
▲長期に渡って咲くトキリマメ/2006.10.7/鎌倉中央公園
▲早いものはもう実が赤くなっている/トキリマメ/2006.10.7/鎌倉中央公園
▲花もいい色だが、紫色の実もきれい/ノササゲ/2004.9.13/町田市



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