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2006.09.27
ミゾソバとオオミゾソバ

中央公園の湿地は今、ミゾソバが花盛り。小さな花だが、この花が好きな人は多いかも知れない。名前のとおり、あまりきれいとはいえない溝のようなところにも咲いている“雑草”だが、マクロで撮ってみると可愛い花だ。
中央公園には普通のミゾソバとオオミゾソバの2種類がある。大まかには棲み分けているようで、山崎口から田んぼまでの湿地にはオオミゾソバが、田んぼから梅林に行く湿地にはミゾソバが多い。しかし、ここ数年見ている限りでは、年々オオミゾソバが勢力を伸ばしているように見える。今年は梅林近くにもオオミゾソバが増えているようだ。

オオミゾソバは全体的にミゾソバより大きく、花はピンクの単色、葉柄には翼があり、茎の腺毛が目立つなど、地上部だけでも違いは分かるが、地中部もかなり違うようだ。オオミゾソバの方が地中に枝を長く伸ばし閉鎖花をたくさんつけるという。どう見てもオオミゾソバの方が強そうなのだ。
ミゾソバは広町緑地に大群生するなど、あちこちで見られるが、オオミゾソバは他ではあまり見ない。なぜ中央公園にオオミゾソバがこれほど群生するようになったのだろうか・・?

勢力拡大中のオオミゾソバ/2006.9.25/鎌倉中央公園


やや劣勢なミゾソバ/2006.9.25/鎌倉中央公園



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