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2006.07.16
シオデの花

最近ガガイモ科の草本やウマノスズクサを探しているが、似たような葉がたくさんあってまぎらわしい。道を歩いていても蔓性植物が気になってついつい立ち止まってしまう。対生のものを見ると「ん? ガガイモ科?」と思うが、たいていはヘクソカズラだ。(ーー;)
中央公園も夏は蔓性植物の天下だ。ありとあらゆるところに蔓性植物が絡んでいる。蔓性植物を気にしながら歩いているうちに、昨年まで気がつかなかったものもずい分見えてきた。
シオデはサルトリイバラによく似た雌雄異株のユリ科蔓性草本で、6月から7月頃花をつける。昨年までも中央公園で何株か見ていたが、今年はやけによく見かける。やっぱり注意して見るか漫然と見るかの違いだろうか?
雄花の方が早くから咲くのかもう見逃してしまったようだが、雌花は今咲いている。サルトリイバラの花も好きだが、シオデの花も地味だがちょっといい花だ。サルトリイバラの実は赤くなるが、シオデは黒くなるので実はあまりきれいでない。

シオデの雌花/2006.7.16/鎌倉中央公園




▲巻きひげを出して他の植物にからみつく/2006.7.16/鎌倉中央公園


↓は以前撮ったシオデの雄花。

▲シオデの雄花/2004.6.26/横浜市・舞岡公園


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