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2006.06.28
ウマノミツバ

ウマノミツバという草がある。ミツバと同じセリ科で葉は三つに分かれている。ウマノミツバとは“食べられないミツバ、馬にでもやるしかないミツバ”というほどの意味らしい。
ウマノミツバは日本には5種類あって、中には稀少種もあるようだが、普通に見られるのはこのウマノミツバだ。今の時期、広町緑地、中央公園、舞岡公園などの湿ったところでよく見かける。これが生えているところにはよくハエドクソウなんかも生えている。
ウマノミツバの花はとても変わった構造をしているが、図鑑によると雄花と両性花が混じるとある。何度もアップで撮っているがどうもよく分からない、下の方にたくさん出てる鍵状に曲がったものは何だろう・・?と思っていたが、ようやくこれは果実ができかけているのだと分かった。
同じセリ科のオヤブジラミを見ると、何となく納得できそうだ。

▲風変りな花・ウマノミツバ/2006.6.17/鎌倉中央公園

▲花弁が内側に曲がる/雌しべの有無は見にくいが、雄花と両性花があるようだ

▲鍵状に曲がったいがは果実のできかけ/果実がついてるのが両性花か…

▲果実ができかけているオヤブジラミ/2003.5.11


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