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2006.06.07
モチノキ科の花

6月に入ってすぐにでも梅雨入りかと思っていたが、意外と晴れの日が多い。しかし写真を撮りに行けない日が続いていたので、仕方なく古い写真で記事を書いている。なんだか、冷蔵庫のありあわせと冷凍食品で料理している気分だが・・。

この時期、モチノキ科の小さな花が咲いている。庭木や生け垣、街路樹などにされるクロガネモチ、イヌツゲ、ウメモドキなどがお馴染みだ。いずれも雌雄異株で可愛い花をつける。モチノキ科の花はどれも似ていて、雄花には4〜6本の雄しべと退化した雌しべがつく。また、雌花には退化した(花粉のつかない)4〜6本の雄しべと発達した雌しべがつき、雌雄の見分けは難しくない。
雄花の方がびっしり花のつく木が多いが、クロガネモチなどは実のつき方を見ても分かるように、雌花も密に咲くようだ。

イヌツゲ
▲イヌツゲ・雄花/2004.5.21/横浜市・舞岡公園

▲イヌツゲ・雌花/2003.6.5/市内植木


クロガネモチ
▲クロガネモチ・雄花/2002.5.24/市内植木

▲クロガネモチ・雌花/2003.6.2/市内植木


ウメモドキ
▲ウメモドキ・雄花/2006.5.28/鎌倉中央公園

▲ウメモドキ・雌花/2004.5.24/鎌倉中央公園


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