2002.11

晩秋、近くの山が秋色に染まっていく。黄葉・紅葉のまだら模様が美しい。自然ならではのグラデーション。いったいどんな木々たちがこの“秋色”を奏でているのだろうか? 近くの里山を歩いてみよう。

この辺り(玉縄地区)は黄葉する木が多く紅葉するものは少ないが、紅葉がいちばん目立つのはハゼだろうか。どこに行ってもハゼの赤はよく目立つ。その他にはサクラもかなり赤く色づく。イロハモミジを初めとするカエデ、ニシキギ、ツタなどが紅葉するのは言うまでもないが、これらは山よりもお寺や公園、民家の庭などで見ることの方が多い。「山でモミジの紅葉を…」というなら、やはり獅子舞に行ってみよう。(昨年の獅子舞。)

里山の黄葉としては、アカメガシワ、クワ、イヌビワ、ケヤキ、イチョウ、クヌギなどがかなり主要な位置を占めている。自宅付近の山道では、エノキ、ムクノキ、ムラサキシキブ、ハギ、ハリギリ、カラスザンショウ(?)も黄葉していた。フジ、ヤマノイモ、オニドコロ、カラスウリ、クズなど蔓性植物の黄葉も見逃せない。木も草も一緒になって“秋色”を創り上げている。葉っぱ達の“競演”に暫しひたろう。

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おつかれさまの葉っぱ達(里山で)
サクラ クワ アカメガシワ エノキ ハゼ ヌルデ イヌビワ ムラサキシキブ ムクノキ ケヤキ
イチョウ クヌギ ハリギリ ハギ カラスザンショウ? マルバウツギ アキカラマツ オニドコロ ヤマノイモ(黄葉) カラスウリ



 

おつかれさまの葉っぱ達(公園・庭など)
マンサク イタヤカエデ ハウチワカエデ? トチノキ リョウブ ムクロジ コブシ コハウチワカエデ カキ モミジバフウ
ニシキギ モクレン メタセコイア ユキヤナギ プラタナス(スズカケ) ツタ キンシバイ マユミ カシワ? ナツツバキ



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