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2023.02.14
マンションの訪問客2023/2月の蛾 その1

2月9日、年明け以来新参者の少なかった廊下に“春の使者”と呼ばれるオカモトトゲエダシャクが現れた。例年に比べてやや早い登場だ。翌日はみぞれが降るような寒い日だったが、仲間がもう2匹(さらに3日後にもう1匹)現れた。時を同じくして、ブナキリガやホソバキリガなど早春のキリガが次々と現れる。
確かに「季節が動いている」ことを実感した。

2/1〜2/14に来た蛾13種を掲載した。「マンションの訪問客」初登場はなし。

new 「マンションの訪問客」初登場
new 今年初登場


2023.2.1〜2.14に来た蛾
new キバラモクメキリガ(ヤガ科)/2023.2.4/暖かさに釣られて越冬中のものが出てきた。

new カバナミシャクの一種(シャクガ科)/2023.2.7/春先の常連さんがぼつぼつ現れるが、ピークは3月か? 毎年数種類のカバナミシャクが来てるようだが、見分けは難しい。

▲シモフリトゲエダシャク(シャクガ科)/2023.2.9/フユシャクは少なくなったが、まだまだ頑張っている/別個体(2/11)戻る
new ヒロバフユエダシャク(シャクガ科)/2023.2.9/今季フユシャク7号

new オカモトトゲエダシャク(シャクガ科)/2023.2.9/早くも現れた“春の使者”。2/13まで滞在。

▲同上/翌日、冷たい外気が直に当る廊下にもう1匹現れる(2/10)/2/14現在、まだ滞在中。

▲同上/上2匹とは離れた階段に3匹目が!(2/10)/2/10〜2/13の間滞在。

▲同上/別の場所に4匹目が現れる(2/13)も、一日でいなくなる。

new アカエグリバ(ヤガ科)/2023.2.10/越冬中のものが目覚めたのか?

new ウスベニスジナミシャク(シャクガ科)/2023.2.10/早春定番のナミシャク。

new ブナキリガ(ヤガ科)/2023.2.10/早春のキリガ第1号/別個体(2/13)戻る
new スモモキリガ(ヤガ科)/2023.2.12/早春のキリガが続々と現れる。

new ホソバキリガ(ヤガ科)/2023.2.13/別個体(2/13)戻る
new クロミミキリガ?(ヤガ科)/2023.2.14/小型のキリガ。毎年のことだが、同定が難しいキリガの一つ。

new ハイミダレモンハマキ(ハマキガ科)/2023.2.13/成虫越冬のハマキガ。これは模様が分かるが、見た目がまっ黒なもの(2/12)もいて、個体変異が大きい/戻る
▲色々なタイプのシロテンエダシャク(シャクガ科)が来た。これは全体に赤っぽいが白点は分かる/2023.2.9/白点ははっきりしないが、よく見かけるタイプ(2/7)戻る
▲シロテンエダシャクの変異型。まるで別種のように見える/2023.2.13/これも同種の変異型なのか?(2/13) この時期にすでに傷んでいるのも「?」ではあるが・・/戻る


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