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2017.03.15
マンションの訪問客2017/3月の蛾 その1

3月になった。フユシャクは去り、常連さんはウスベニスジナミシャク、シロテンエダシャク、アトジロエダシャク、カバナミシャクの仲間といったところ。
初登場はハネナガモクメキリガ(またはヒロバモクメキリガ)だが、丸まって壁に張りついていて蛾と分かるまでにしばらくかかった。
例年に比べてキリガが少ない(または、発生が遅れている?)。また、昨年は“春の使者”として3匹も来たオカモトエダシャクは来なかった。(もうその時期を過ぎてしまったか・・?)
今年は蛾や蝶の少ない年になるのだろうか?

2017.3.1〜3.15に来た蛾
▲ウスベニスジナミシャク(シャクガ科)/2017.3.3/今、いちばんの常連さんで、毎日3〜5匹いる。“ベニスジ”も緑がかったものもあり、模様も変異があるようだ/別個体(3.8)別個体(3.8)別個体(3.8)別個体(3.8)戻る
▲シロテンエダシャク(シャクガ科)/2017.3.4/2月〜3月に多い/別個体(3.8)別個体(3.10)別個体(3.10)戻る
▲ハイイロフユハマキ(ハマキガ科)/2017.3.3/昨年より今年の方が多かった。

▲マエアカスカシノメイガ(ツトガ科)/2017.3.2/冬でも時々見かける。

▲ハイミダレモンハマキ(ハマキガ科)/2017.3.3/別アングル戻る
new ハネナガモクメキリガ(または、ヒロバモクメキリガ/ヤガ科)/2017.3.6 /まるで木片のよう。3日間ぐらい壁に張りついていた。成虫越冬。

▲アトジロエダシャク(シャクガ科)/2017.3.7/この時期定番の蛾。7日以降毎日2〜3匹いる/別個体(3.11)別個体(3.13)戻る
▲フトジマナミシャク(シャクガ科)/2017.3.8/成虫越冬。

▲ハガタクチバ(ヤガ科)/2017.3.11/成虫越冬。

new ミツボシキリガ(ヤガ科)/2017.3.14/初登場だが残念ながら死んでいる。成虫越冬で食草はエノキなどニレ科。

▲フクラスズメ(ヤガ科)/2017.3.14/成虫越冬で必ず早春に現れる。今年は遅かった。

▲ブナキリガ(ヤガ科)/2017.3.7/ホソバキリガ、スモモキリガなどと共に早春のキリガの代表だが、今年はまだ少ない/別個体(3.10)戻る
▲ホソバキリガ(ヤガ科)/2017.3.14/早春のキリガ。2月半ばにいちど来てるが、それ以来の登場/別アングル戻る
▲スモモキリガ(ヤガ科)/2017.3.14/早春に現れる定番のキリガだが、今年は遅くこの日が初見。2匹別々の所にいた。二つの黒点がトレードマーク/別個体戻る
▲カバナミシャクの一種(シャクガ科)/2017.3.2/別個体(3.4)別個体(3.6)別個体(3.8)戻る


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