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2015.12.15
マンションの訪問客/12月の蛾 その1

12月上旬急に虫がいなくなり、虫散歩もしばらく冬休みか・・と思ったが、急にいなくなったのは、台風のような強風が吹き荒れた日が2日も(1日は雨も)あったり、階段・通路の大掃除があったりしたことが原因かも知れない。天気が落ち着くと、またぼつぼつ蛾やカメムシを見かけるようになった。
12月はまとめて1回の記事で・・と思っていたが、あまり日が経つと前のことを思い出せなくなるので、この辺で一度まとめておこう思う。

今季初登場の蛾は少なく、カバエダシャク、ケブカチビナミシャク、そしてフユシャクの一種であるクロスジフユエダシャクの3種だった。晩秋の蛾であるニトベエダシャクとチャエダシャクはいつの間にかいなくなった。いずれも成虫越冬はできない蛾だ。
嵐の後入ってきたのはニジュウシトリバ、風雨に耐えかねて逃げ込んできたのか? アケビコノハも12月になってから2度現れた。今年の春先にも来たし、近くで越冬していることは間違いなさそうだ。
蛾以外の虫としては、またまたヒナカマキリが現れて驚いた。ハラビロカマキリは11月末以来見かけなくなったが、ヒナカマキリがまだ元気とは! 暖冬の影響かな?

新出・既出を問わず、12月になってから現れた蛾を全種掲載した。

2015.12.1〜2015.12.15
▲ナカオビキリガ(ヤガ科)/2015.12.1/数日前から動かず

▲ニトベエダシャク(シャクガ科)/2015.12.1/12月初旬まで2〜3匹いたが、いつの間にかいなくなった。

▲カラスヨトウ(ヤガ科)/2015.12.1/11月下旬からいたもの

▲触角が立派なチャエダシャク(シャクガ科)/2015.12.1/12月7日まで毎日1〜3匹見かけてたが、8日以後いなくなった/別個体戻る
▲ブドウトリバ(トリバガ科)/2015.12.2

▲キクキンウワバ(ヤガ科)/2015.12.2/フラッシュなしの撮影(見た目に近い)/以前来た時はフラッシュを焚くと光ったが、今日はフラッシュを焚くと/こんな色に戻る
▲カバエダシャク(シャクガ科)/2015.12.2/11〜12月のみに現れる。

▲マエキヒメシャク?(シャクガ科)/2015.12.2/顔見せて!戻る
▲アケビコノハ(ヤガ科)/2015.12.4/前の晩の強風で枯れ葉と一緒に飛んで来たのか?

▲色褪せたワモンノメイガ(ツトガ科)/2015.12.6

▲前夜から台風のような風雨! 階段・通路も水びたし。どこかから逃げ込んで来たのか、ニジュウシトリバ(ニジュウシトリバガ科)が階段の天井に張りついていた(15日現在まだいる)/2015.12.11/別アングル戻る
▲オオトビモンアツバ(ヤガ科)/2015.12.13/成虫越冬する。

▲ケブカチビナミシャク(シャクガ科)/2015.12.13/年3回出現するようだが初めて見た。

▲またまたアケビコノハ(ヤガ科)登場!/2015.12.13/ここの踊り場には今年3回も来た。代替わりしても同じ場所に来るのは面白い。

▲同上。翌々日になっても固まったまま動く気配なし。「そんなところにいると踏まれてしまうよ」と刺激してみたら床の上を飛び回るもまた近くに止まって動かなくなった/2015.12.15/別アングル戻る
▲クロスジフユエダシャク(シャクガ科)/2015.12.13/フユシャク初登場!/別個体戻る
▲クロモンキノメイガ(ツトガ科)/2015.12.15/年数回発生して晩秋までいる蛾のようだ。9月頃よく来ていた。

▼蛾以外の虫。

▲テントウムシがそこここに/2015.12.2/別個体別個体別個体戻る
▲ヒメカゲロウの一種/2015.12.7/ほとんど年中いるが最近また増えてきた。何種類かいそうだが、まだよく調べてない/別個体別個体戻る
▲クサカゲロウの一種/2015.12.7/これこそ年中あちこちにいる。クサカゲロウを見なかった日はないと言ってよいほど。これも何種類かいるのでそのうち調べてみたい/茶色タイプは初めて見た戻る
▲アミメクサカゲロウ/2015.12.3/これも毎日必ずどこかにいる。

▲アカサシガメ/2015.12.4

▲ツマグロオオヨコバイ/2015.12.11/嵐の後に入ってきた

▲クサギカメムシ/2015.12.12/夏には通路の壁に産卵するぐらいだから、マンションを住処にしてる?

▲不鮮明な画像しかないが、ミヤマカメムシの一種かな?/2015.12.15

▲そしてヒナカマキリ、体長2cmほどのちびっ子カマキリだ/2015.12.15/横から見るとお祈りポーズ(^^)戻る


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