大船フラワーセンターのトンボ


大船フラワーセンターのトンボを撮り始めたのは10年程前、コンデジから一眼レフに移行した頃だった。望遠が強力になりスイレン池のクロイトトンボが何とか撮れるようになった。というより、撮れるようになって初めてクロイトトンボがたくさんいることを知った。2013年からマイクロフォーサーズを使い始めたことで望遠が更に強力になった。(望遠は強力になったが、トンボの飛翔を撮るにはやはり一眼レフがよいとは思う。)
大船フラワーセンターは改修工事のため7月3日から休園に入った。(再開は来年4月) フラワーセンターでトンボの生息に関係ありそうなのは大小二つのスイレン池、日本庭園の小さい池、温室のスイレン池、花菖蒲の堀(花期のみ水が入る)だが、この改修工事で大きい方のスイレン池が埋め立てられるという。この池をメインの生息場所にしていたトンボにとっては死活問題だ。(イトトンボは主に小さい方のスイレン池にいる。)

そんなこともあり、今までに撮ったフラワーセンターのトンボ写真を整理してみることにした。どのトンボがいつ頃から棲みつくようになったのか分からないが、作られた二次的な自然でも結構な種類のトンボが来るものだと思う。特に楽しめたのはイトトンボで、こんなにたくさんのイトトンボがいるところは他になかった。
水質や餌、周囲の環境などトンボを呼ぶ要因は色々あるのだろうが、何年かかかって色んなトンボが来るようになった池を埋め立てるのはもったいないなあと思う。
(2017.7.12記)



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