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テイカカズラ

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■鎌倉の照葉樹林を歩くと林床にびっしりとテイカカズラの幼木が生えている光景に出会います。常緑蔓性で気根を出して樹木をよじ登り、とても逞しい植物です。
■5月〜6月頃、かざぐるまのような白い花をつけます。果実は細長い紐状ですが、裂開したサヤから種が飛び出す様は圧巻。林床を這う葉と木によじ登った蔓につく葉では見た目がずい分違うので要注意です。
■照葉樹林内で幼木をよく見かけますが、花や実に出会うのは林の縁が多く、暗い樹林内で見かけることは稀です。

林床に密生する幼木
林床を這う幼木の葉は小さく浅い鋸歯がある。葉脈沿いに白い斑が入る。
▲鎌倉中央公園
2004.11.25
▲鎌倉中央公園
2005.4.8
▲紅葉した葉が混じっていることがある。
広町緑地 2003.10.10

▲市内扇谷
2004.5.28
▲市内扇谷
2004.5.28
▲市内扇谷
2004.5.28
▲光則寺
2003.5.21

実・葉・虫こぶ
▲若い実 木をよじ登った先につく葉は幼木の葉より大きく全縁。斑はない。
市内山ノ内 2004.10.16
▲裂開までもう少し。
天園ハイキングコース
2004.11.26
▲虫こぶになった実
天園ハイキングコース
2004.11.26

裂開した実と飛び出した種
▲天園ハイキングコース
2004.11.26
▲天園ハイキングコース
2004.11.26
▲天園ハイキングコース
2004.11.26
▲天園ハイキングコース
2003.11.28


[キョウチクトウ科・テイカカズラ属]

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