散策日記・銀杏の黄葉



***写真や花名のリンクをクリックすると拡大写真が見られます***

大船フラワーセンター  2001.11.22

ここ一週間でフラワーセンターのイチョウが急に色づいた。この連休は見頃になるだろう。例年より少し早いようだ。木漏れ日を受けて光る黄葉、水に映る黄葉が美しい。

2001.12.2
10日間の間にこんなに散ってイチョウの絨毯ができた。イチョウの葉はまだ水分のあるうちに散るため、落葉を踏んでもあのカサコソという心地よい音はしない。
フラワーセンターでは年明けにかけてイチョウの絨毯の上にサザンカ・ツバキが咲く。




荏柄天神  2001.11.25

山門右手に姿のよい大銀杏がある。樹令900年といわれ、市指定天然記念物にもなっている。下の写真はこの銀杏の芽ぶき前の姿。枝ぶりがよく分かる。
2001.3.13




獅子舞(紅葉ヶ谷)  2001.11.25

鎌倉宮から永福寺跡を経由して天園に向かう途中に、通称「獅子舞」と呼ばれる紅葉谷がある。小春日和の日曜日、ハイキング客で賑わっていた。
渓流のせせらぎと共に、まるで深い山に入ったかのような気分で山道を歩き進むと、突然景色が変わり、イチョウの落葉に立ち止まる。ここがまさに獅子舞の入り口だ。


モミジばかり想像してきたが、獅子舞のイチョウもなかなかきれいだ。下から見上げると光を受けた黄葉が透き通るように明かるい。ちょうど紅く染まったモミジとの共演も見られた。(獅子舞の紅葉参照。)
ハラハラと木の葉の舞う林の中、しばしたたずむ人、カメラアングルを探す人、お弁当を広げる人・・。美しき晩秋の一日。




鶴岡八幡宮  2001.11.30

言わずと知れた鶴岡八幡宮の大銀杏。神奈川県の天然記念物に指定されている。「樹令一千年余り」とあるが、そこまで古くないという説もある。
そばに寄ってみるとさすがに大きい。鎌倉のイチョウといえば、荏柄天神の木とこの木が双璧だろう。今年は色づきがよいそうだ。そういえば、今秋のイチョウはどこも美しいような気がする。





円光寺  2001.12.2

円光寺は市内植木地区にある小さなお寺だが、山門前に一本のイチョウの木がある。数年前まではもっと大きな木であったが、ある年病気のためか切られてしまった。今はこんな可愛らしい木になっている。
裏山の向こうには二伝寺もあり、この辺りはイチョウの木が多い。




貞宗寺  2001.12.2

円光寺から歩いて数分の貞宗寺にも、山門前に大きなイチョウの木がある。これはギンナンのなる雌木だ。ちょうど見事に色づいていた。イチョウの葉はある日突然散ってしまうようだが、その日も近そうだ。

 (NN3.0/IE4.0以上)
撮影日: 2001.11.22〜12.2
撮影場所: 大船フラワーセンター、荏柄天神、獅子舞(紅葉ヶ谷)、鶴岡八幡宮、円光寺、貞宗寺
関連ページ:  2000年のこの時期   1999年のこの時期  

前に戻る花散策(2001)INDEX次へ行く

HOME