キブシとトサミズキ

2001.3.15〜3.27
東慶寺、大巧寺、龍宝寺、広町緑地、フラワーセンター、他

**関連ページ**
1999年のこの時期
2000年のこの時期
キブシ
トサミズキ
木五倍子と書いてキブシと読む。雑木林や山地に自生して、3月頃淡い黄緑色の花序を垂らす特徴的な花だ。海岸近くに多いとも言われている。鎌倉に来て初めてキブシを知ったが、この渋い(?)花が気に入っている。お寺の裏山などちょっと湿った所によく自生しているが、鎌倉は至るところに小さな山がある。街中でも自生したキブシに出会うことは多い。
種類はよく分からないが、花序の長いのはハチジョウキブシであろうか? 雌雄異株だが、写真の龍宝寺・東慶寺のは雄株のようだ。
ここまで書いた数日後、広町の緑地を歩く機会に恵まれ、ここでもたくさんのキブシに出会うことができた。山中よりも林の縁など平地との境に多く生育するようだ。確かに海は近く、里と山の中間にある鎌倉はキブシには住みよい(?)土地といえる。

トサミズキも面白い花だが、こちらは自生のものはあまり見られない。同属で少し小ぶりのヒュウガミズキも時々見かけるが、東慶寺にはイヨミズキというよく似た種類があった。

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(NN3.0/IE4.0以上)
キブシ
東慶寺 2001.3.24
市役所付近
2001.3.15
大巧寺
2001.3.15
龍宝寺
2001.3.20
↑雌花
広町緑地
2001.3.27
↑雄花
広町緑地
2001.3.27
↑キブシの下を歩く
広町緑地
2001.3.27


トサミズキ
大巧寺
2001.3.15
フラワーセンター
2001.3.18
イヨミズキ
東慶寺
2001.3.18
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