■2003.12.8
暖かい日が多かったせいか、師走という実感のないまま12月に突入しました。今日も小春日和、初冬というより晩秋の趣の中央公園です。ケヤキやコナラ、イロハモミジやハゼノキなど、まだ完全には落葉しておらず、黄葉・紅葉のグラデーションが青空に美しく映えていました。
12月、年越し準備の人々と同様、木々たちも冬仕度です。多くの木は葉を落とし、冬芽の姿でじっと春を待ちます。この冬はどんな冬芽や葉痕に会えるでしょうか? 冬の野山も楽しさいっぱいです。

晩秋の中央公園
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晩秋から初冬へ
▲ケヤキ ▲雑木林 ▲枯野
秋色に黄葉した葉っぱ越しに青い空を見上げる。自然の色彩感覚に感動しますね。

▲イロハモミジ ▲キブシ
所々に植栽されたイロハモミジが紅葉しています。鎌倉の里山にはキブシが至る所に見られますが、こんな美しく紅葉した葉は初めて見ました。


木の実
▲サンショウ ▲ネズミモチ
▲ノイバラ ▲カマツカ


草の実
▲キチジョウソウ ▲ベニバナボロギク
薄暗い林下にキチジョウソウの赤いを見つけました。昨年は花を見ましたが今年は見逃してます。やっぱり咲いていたんですね。ベニバナボロギクはまだまだ花も盛りです。
▲?ユリ ▲コセンダングサ


秋の花・春の花
ノコンギク オオイヌノフグリ
ノコンギク、コセンダングサ、キツネノマゴ、ハキダメギク、ヒメジョオンはまだ花も見られました。一方、オオイヌノフグリ、ナズナなど春の花もちらほら咲いていました。


冬芽たち

冬芽たちの活躍する(?)季節がやってきました。小さな妖精、小人たちがたくさんいますよ〜。
▲チャンチン ▲ムラサキシキブ
▲ニワトコ ▲ゴンズイ




今年の鎌倉中央公園散策、そろそろ終りが近づいたようです。今年は20回余り中央公園を訪ね、四季折々の花や移り変わる里山の風景を楽しみました。「中央公園に咲く花は全部見よう」と月2回は来るつもりでしたが、必ずしも実行できませんでした。特に花期の春にあまり来れなかったため見逃した花も多数あるかと思います。来年はどういう形になるか分かりませんが、今年撮れなかった花を補足していくつもりです。
1年間おつき合いいただきありがとうございました。また、来年お会いしましょう!


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