■2003.8.21
お盆休みは雨ばかり、まるで梅雨が戻ってきたようでしたが、今日は晴れ。久しぶりの散策です。考えてみれば、今月は8月1日に中央公園に来てから鎌倉では花を撮っていませんでした。
前回と比べて目立ったのはキツネノマゴとタカサブロウの群生です。ミズタマソウも昨年に比べてずい分増えているようで、可愛い実をつけていました。オニドコロの果実も目立ち始めています。
まだこれから暑くなるのか、秋が早いのか、よく分からない気候ですが、野草たちは正直です。ゲンノショウコ、ヌスビトハギ、ツルボ、シュウブンソウ、コアカソなど咲き始めました。秋は確実に近づいているようです。

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夏から秋へ
▲コアカソ(雌花穂)
茎が赤く花もきれい
▲ヌスビトハギ
小さな花ですがこんな顔です
▲ヌスビトハギ
実の方が知られてます
▲ゲンノショウコ
鎌倉ではこの色が多い
▲ノダケ
鎌倉では初めて見ました
▲シュウブンソウ
秋分まで1ヵ月あります
▲キツネノボタン
花柱が曲ってます
▲キツネノマゴ
そこここに咲いています
▲キツネノマゴ
こんな所で羽化?
▲ツルボ
草地に生えます
▲アキノタムラソウ
花期は長いようです
▲ミズタマソウ(実)
実が増えました
▲オオブタクサ ▲タカサブロウ ▲ハキダメギク
オオブタクサ、タカサブロウ、ハキダメギク、いずれも帰化植物ですが、名前にずい分差別があるような…。(^^;) ハキダメギクよりタカサブロウの方がずっと多いようです。
▲タカサゴユリ
繁殖力旺盛ですが中央公園には少ないようです
▲ノシラン
花はジャノヒゲに似てます
▲カナムグラ(雄花)
秋に向かって蔓延します


木は?
▲ミズキ
実が黒っぽくなっています
▲ゴンズイ
赤い実が目立ちます
▲クヌギ
どんぐりの顔が見えてきました
▲?ハギ ▲クサギ


この時期、鎌倉の野山はクズに被われ花がピョコピョコ顔を出している光景が一般的ですが、中央公園では刈っているのか比較的少ないようです。花もほとんど目につきませんでした。カラスウリも少ないようです。これからヨメナやノコンギク、ゲンノショウコの花が増えるでしょう。ミゾソバやツリフネソウの群生も待たれます。


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