■2003.6.19
梅雨の晴れ間、中央公園に行ってみました。ムラサキシキブ、クマノミズキ、アカメガシワ、クリが花をつけていました。これらはどれも鎌倉の里山に多い木です。エゴノキ、ミズキ、マユミ、ゴンズイ、ウメモドキなどがいつの間にか青い実をつけていました。
ハンゲショウの葉がもう白くなっています。今年は早いでしょうか? 湿地ではオギの群生が目立ってきました。ガマの穂もチラホラ見かけるようになりました。ヤマユリの蕾がふくらみ、ネジバナの花が上ってきました。ハルジオンよりヒメジョオンが目立ち始めています。夏が近いですね。

*** 写真をクリックすると拡大写真が表示されます。***
ブラウザの「戻る」ボタンでお戻り下さい。


里山の木々
▲クマノミズキ  花のピークは過ぎています。ミズキに約1ヵ月遅れで花が咲きます。
▲ムラサキシキブ  今が花盛り。中央公園内でも林の縁にたくさん生えています。
▲アカメガシワ(雄花)
この木も鎌倉に多い木です。
▲ヤブニッケイ
うす暗い林の中の低木に小さな花を発見!
▲クリ
雌花序の元にクリの実の赤ちゃんがついていますね。


植栽の木
▲ナツツバキ ▲ヒメシャラ
▲花はネムノキに似てますが、外国種でしょうか?


果実
▲ミズキ ▲ゴンズイ ▲マユミ
▲ウツギ ▲ヒメコウゾ ▲ウメモドキ
▲エゴノキ ▲ハクウンボク


▲ハンゲショウの群生。花の咲くこの時期、葉が白くなります。


夏らしい野草もちらほら・・
▲イグサの実 ▲ヨウシュヤマゴボウ ▲ホタルブクロ
▲ヒメジョオン いつの間にかハルジオンと交替して・・ ▲ナツトウダイ? 時期的に少し遅いが・・?
(追記 タカトウダイでした)
▲開花が待ちどおしいヤマユリの蕾。 ▲コヒルガオ あちこちで見かけます。


絶滅危惧種?
▲ウマノミツバ レッドデータリストに入ってますが、昨年広町緑地でも見つけました。雄花と両性花が混在して面白い構造の花序です。


青紫系の帰化植物
▲キキョウソウ ▲やや雰囲気の違うニワゼキショウ


ネジバナ
▲右回り、左回り、途中で回り方が変わる、まっすぐ伸びる・・と、色々あるようですが、回り方は何で決まるのでしょうか? 「ネジバナが上まで咲くと梅雨が明ける」という言い伝えがあるそうです。さて今年は・・?


前回  次回
| 鎌倉中央公園Top | Home |